祈りは届くのか?
mikuni
宇宙の智慧
一粒の麦が 地に落ちて死ななければ、それはただ一粒のままである。
しかし、もし死んだなら、豊かに実を結ぶようになる(ヨハネによる福音書)
これは、「カラマゾフの兄弟」(ドストエフスキー著)の冒頭にも書かれた言葉である。最近ふと、この事が少しばかり腑に落ちたような気がする。何度も辞書や同じ本を読んで本がボロボロになる。スポーツ道具が練習量に応じてボロボロになる。物質はボロボロになるが、そのボロボロの分だけ、内に光るものが生まれているのだ。
人間も、本来はそのように生きることが最高なのかもしれない。
生ききり、燃焼して、そして命を全うしたら、やがて多くの実を結び、堂々と後世に顕現するのかもしれない。